TerastationのLinuxBox化 2015.05.14
以下の内容はTS-TGL/R5 ファームウェア1.12で確認したものである。
【注意】
Terastationのadminパスワードはしっかり管理すること。adminパスワードを知っていれば、リモートでハードを全くいじらず以下の作業が全てできる。
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1.カスタムファームに書き換える
●Web管理画面で、Terastationのファームウェアバージョンを確認する。
●http://homepage.ntlworld.com/itimpi/telnet.htm から対応する機種、ファームウェアバージョンのものをダウンロードする。TS-TGL/R5 ファームウェア1.12用のものは
.\BuffaloTelnetEnabledFirmware\TeraStationPro_TS-TGLModels_1.12対応
にある。
●通常のファームウェアアップ手順でアップデートする。(.exeがある。)
adminのパスワードが必要。
●telnetで接続する。
ユーザー名: myroot パスワード: なし
myrootはWeb管理画面には出ない。またmyrootとadminは別のアカウントである。
●passwdコマンドでmyrootのパスワードを設定する。
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2.システムストレージを大きくし、sambaを3系にする。
●手元のPCに作業フォルダ(ここでは.\DL_openteraとする。)を作り、必要ファイルをダウンロードする。
サイト:http://homepage.ntlworld.com/itimpi/opentera.htm
必要なもの:
MakeSpace_v6.zip
Libraries_ppc_v1.zip
Samba_3.0.25_AD_ppc_v3.zip
Nfs_usermode_ppc_v1.zip
diffutils-3.0_ppc.zip
less-443_ppc.zip
gzip-1.3.12_ppc.zip
grep-2.8_ppc.zip
Openssh_ppc_tera_v1.zip
●Web管理画面でシステム用ディレクトリ(ここでは/mnt/array1/rootuseとする)を作成する。
共有サービス(Windows Mac ftpなど): なし 全てチェックを外す。
アクセス制御: あり 読み込みのみアカウント: admin
読み取り専用
ゴミ箱: なし
●Web管理画面で共有フォルダに.\DL_opentera以下のファイルを全てコピーする。共有フォルダは既存のもの(例えばshare)を利用しても作業用に作っても良い。
●telnet接続し、myrootでログインし、/mnt/array1/rootuseに移動する。
●コピーしたDL_opentera以下のファイルを全て/mnt/array1/rootuse以下に移動する。
●./DL_openteraに移動する。
●./MakeSpace_v6.sh してシステムの容量を空ける。
このとき、システムを置くスペースを /mnt/array1/rootuse と指定する。それ以外はデフォルトで良い。
●cd Libraries_ppc_v1 して ./Update_Libraries.sh し、cd ..
●Samba_3.0.25_AD_ppc_v3 をインストール
cd Samba_3.0.25_AD_ppc_v3 して ./Update_Samba.sh し、cd ..する。
smbd -V すると、Version 3.x.xx と返ってくるはず。
セキュリティを下げてないWin8.1からアクセスできるはず。
●Sambaの設定ファイルを変更する。(将来のためのオプション)
これは、やらなくてもWindowsからは問題なく接続できる。Macからの接続を実現しようとして試したものである。しかし、現状、Macからの接続は実現できていない。
smb2smb3.pl.20150529 を/etc/sambaにコピーし、smb2smb3.plとリネームする。
もとのsmb2smb3.plは、smb2smb3.pl.001などとリネームしておく。
smbを再起動する。/etc/rc.d/init.d/smb restart
●同様にして、grep、diffをインストール
●gzipは解凍してあるものを直接コピー
./gzip-1.3.12_ppc/gzip-1.3.12_ppc/bin/* → /usr/local/bin
./gzip-1.3.12_ppc/gzip-1.3.12_ppc/share/* → /usr/local/share
●lessもgzipと同様にコピー。
●cd Openssh_ppc_tera_v1 して Opensshインストール
./Update_Openssh.sh して、cd ..
SSHアクセスできることを確認。
●cd Nfs_usermode_ppc_v1/NFS して NFS daemon (usermode)をインストール
./Update_NFS.sh して cd ..
/etc/exports を適宜編集する。
●一度再起動し、再起動後に期待通り動作することをsshとWeb管理画面で確認する。
●/etc/hosts.denyに
in.telnetd: ALL
と1行加える。これでtelnetでアクセスできなくなる。terastationのユーザーアカウントでどこからでもsshできる。
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3.共有ディレクトリ(例えばshareとする)のシンボリックリンクを貼る。
●ln -s /mnt/array1/share /www/share とすると
http://(TerastationのIP)/share/
以下に見えるようになる。リストは取れない。index.htmlを含めて、ファイル名をピンポイントで打たないとだめ。
●ln -s /mnt/array1/share /home/share とするとsshログイン時に直下にshareが見える。
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☆できあがる仕様
・SSH、samba3、ftpでアクセスできる。telnetは不可。
・共有フォルダに置いたファイルはアドレス直打ちでhttpでブラウザから見える。
※Apacheのバージョンはデフォルトのままなので通常古い。
・設定すればnfsマウント可能なはず
・アカウント管理はTerastationのWeb管理画面で行う。
・その他、TerastationのWeb管理画面がそのまま使える。
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○参考にしたサイト:感謝です。
http://trashbox.homeip.net/nownow/20100203/
http://www16071ue.sakura.ne.jp/wordpress/2015/01-10-6294.html
http://homepage.ntlworld.com/itimpi/telnet.htm
http://homepage.ntlworld.com/itimpi/opentera.htm
http://jonathanchu.is/posts/installing-opentera-on-a-terastation/