気象学会機関誌『天気』10月号に色表現に関する論文が載った。2015年にはBAMSにやはり色空間についての論文(Stauffer et al. 2015)が載っており、気象学の世界でも如何に正確に伝えるかという点に一定の関心が持たれているといえそうである。
論文やISOなどでさまざまな色遣いが提案されている。表現したいものが異なればそれは当然であり、この稲津さんの論文はフランスの研究所CIE LABで提唱されたものを基礎に、気象学的な直感に自然に沿うことを意図している。カラーテーブルの自動作成サイトが論文の中で紹介されており、なかなか手軽で、割に好みのものもすぐ作れる。
稲津將・濱田篤, 2016: 気象学の色遣い ~均等色空間を利用したカラーリング~. 天気, 63, 13-19.